西暦1900年代の偉人

【太宰治】の名言集|名言まとめドットコム

人間のプライドの究極の立脚点は、あれにも、これにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言い切れる自覚ではないか。

再び破婚を繰り返した時には私を完全の狂人として棄てて下さい

真実は行為だ。愛情も行為だ。表現のない真実なんてありゃしない。

人間は、しばしば希望にあざむかれるが、しかし、また、「絶望」という観念にも同様にあざむかれる事がある。

あなたはさっきから、乙姫の居所を前方にばかり求めていらっしゃる。ここにあなたの重大なる誤謬が存在していたわけだ。なぜ、あなたは頭上を見ないのです。また、脚下を見ないのです。

年月は、人間の救いである。

人間のプライドの究極の立脚点は、あれにも、これにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言い切れる自覚ではないか。

人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。

好奇心を爆発させるのも冒険、また、好奇心を抑制するのも、やっぱり冒険、どちらも危険さ。人には、宿命というものがあるんだよ。

てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ。

人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

駄目な男というものは、幸福を受け取るに当たってさえ、下手くそを極めるものである。

僕は今まで、説教されて、改心したことが、まだいちどもない。説教している人を、偉いなあと思ったことも、まだ一度もない。

君のような秀才にはわかるまいが、「自分の生きていることが、人に迷惑をかける。僕は余計者だ」という意識ほどつらい思いは世の中に無い。

男って、正直ね。何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。犬は、爪を隠せないのね。

僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、それが全然わからないのです。

恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意志だと思う。

とにかくね、生きているのだからインチキをやっているのに違いないのさ。

私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当たるようです。

昨年は、何も無かった。一昨年は、何も無かった。その前のとしも、何も無かった。

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