西暦1900年代の偉人

【嘉納治五郎】の名言集|名言まとめドットコム

引用元:近代日本人の肖像

今回は有名な「嘉納治五郎」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「嘉納治五郎」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?

嘉納治五郎とは

嘉納 治五郎(かのう じごろう、1860年12月10日〈万延元年10月28日〉 - 1938年〈昭和13年〉5月4日)は、日本の柔道家、教育者である。兵庫県出身。

講道館柔道の創始者であり、柔道・スポーツ・教育分野の発展や日本のオリンピック初参加に尽力するなど、明治から昭和にかけて日本に於けるスポーツの道を開いた。「柔道の父」と呼ばれ、また「日本の体育の父」とも呼ばれる。別表記加納 治五郎。

参考:Wikipedia

嘉納治五郎の名言集

明治になった今、柔術は古いものとして認知されてしまっている。今のままでは廃れていく一方ではないのか

同じ原理は人間の身体を改善し、また強壮にし、健康にし、動きを容易にすることに役立ちます。

講道館とは文字の上から申せば「道を講ずる館」と言う意味であり、「道」の意味するところは、人の生活を成り立たせている本質を言うのです。私は柔術ではなく、柔道を教える目的でこう命名したのです。

柔術で相手に勝つ方法は、譲りの術だけで勝利を得られるとは限りません。武術の試合では時には打ち、また蹴り、絞めますが、これらは譲りの術ではなく直接攻撃をする術なのです。

心身の持つすべての力を最大限に生かして、社会のために善い方向に用いる。

以前からいろいろの運動もやってみた。器械体操も少しやった。駈けっこもやった。船も漕いだ。最もよくやったのはベースボールであった

人に勝つより、自分に勝ちなさい。

(八木の第一印象を)髪も髭も真っ白なのに、体格は驚くほど強靭だった

精力とは心と体のこと

講道館柔道の修行者として、さらに多方面にも修養の資料となるべき雑誌を発行したならば、これによりて継続的に、秩序的に、柔道に関する自分の考えを示すことができる。さらにこの仕事に加えて、適当なる機会を利用して、講道館において話をしたならば、やや教育が行き渡るであろう

運動の習慣、長く継続することで心身共に常に若々しく生きることができる

先ず手始めに柔術と柔道の意味するところを、皆様にご説明しましょう。柔とは、「柔らかい」もしくは「譲る」ことを意味します。術とは、「わざ」もしくは勝ちを得るために最初は譲る「技術」であり、道は「道」もしくは「原理」です。それで柔術とは、柔らかさもしくは譲る技、または技術を意味します。一方柔道の柔は、柔術のそれと同じであり、道は「道」もしくは「原理」を意味します。

人生は色々な難関に出くわす。難関が次から次へとやってくるから面白いのだ。恐れをなしてはいけない。

技より入って道に進め

何事も初めからうまく行くことは少ないものだ。

人がこの原理を修得するには、私が行いました方法に依るだけではありません。人が日常の執務に対する冷静な判断力や、抽象的な哲学的な思索する力からでも、同じ結論に達することが出来ます。

教育者自身が教育の大事なることを信じ、教育を通して国家社会に働いてこそ教育者の活動も有意義である

(スポーツは)筋骨発達、身体を強健にする

近代オリンピックはすべての国や民族に解放されるべきであり、アジアでオリンピックを行なうことは新たな平和への一歩になるはず

そうでありますから、柔道とは、広い意味では人間の生活や仕事の規範のみならず、心身学習法の一つであり、修練法なのです。

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