西暦1900年代の偉人

【トーマス マン】の名言集|名言まとめドットコム

土地私有という不法な権利が、世界各国民の半数以上の者からその自然を奪った。

時間は平和そのものであり、戦争は時間に対する野蛮な侮辱、時間から無意味な焦燥への脱走以外の何ものでもない。

無名と貧窮の歳月、実はこの歳月こそ、最も実り豊かな時代であったのだ。

若さとは自発性だ。

人の臨終というものは、その人自身よりも回りの遺族たちの問題だ。

苦悩による洗練は、幸福や富裕による洗練よりも、いっそう高い、いっそう人間的なものである。

(人生の)始めと終り、誕生と死とは誰も体験しません。これらは主観的な性格を持たず、現象としては全く客観的世界の領域に属しています。死とはそういうものです。

そうですね、生とは死ですよ、その点をいい繕うことはできない。――あるフランス人が、持って生まれた気軽さでいったところに従えば、有機的破壊(unedestructionorganique)です。そんなふうのものですよ。生命とは。

とにかく、この健康で素朴な人生の賜物が、本当に正しく用いられることは、実にまれなことなのかもしれません。たしかに大部分のひとびとはだらしがなく、不注意で、良心がなくて、精神的に摩耗していて、そういう賜物を正しく扱えなくなっているのだと思います。

実際私たちが死ぬということは、死んでいく当人よりも、むしろあとに残る人々にとっての問題なのである。

幸福とは愛することであり、また、愛する対象へ、時としてわずかに、心もとなく近づいてゆく機会をとらえることである。

会話は文明そのものである。言葉は人と人を結びつけ、沈黙は人を孤立させる。

名付けるということは批評とまではいかなくても、少なくとも限定すること、未知なものを既知の慣れたものの中へ組み入れることを意味する。

デモクラシーの社会的更新は、その勝利と前提と保証である。

古代人は死を尊敬する道を知っていたともいえます。死は生の揺藍、更新の母胎という意味で、尊敬さるべきものなのです。生から切り離された死は、怪物、漫画ーーそして厭うべきしろものになりさがるのです。

過去という泉は深い。

時間は過去を忘れさせる三途の川の水だといわれるが、旅の空気もそういう種類の飲みものであって、そのききめは時間の流れほどには徹底的ではないにしても、それだけにいっそうてっとり早い。

人が意見のために闘うチャンスを持たないならば、意見は存在し続けることはない。

一日が他のすべての日と同じであるとしたら千日は一日のごとく感ぜられるであろう。

時間というものはね、見張っていると、実にのろのろとしか進まないものなんだ

まとめ

今回は「トーマス マン」の名言・名セリフ集をご紹介しました。

お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。

「トーマス マン」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。

ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。

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