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【志茂田 景樹】の名言集|名言まとめドットコム

またふられたらしいね。いいじゃないか。うわべの飾りだけ見ていた人間だからね。きみの内面にある愛の原石に気がつくわけがない。その原石はきみをほんとうに想う人で、きみもその人を真剣に想うときに初めて輝き始めるんだから。

生き方を年齢というものさしだけで決めるのはよくありません。ああ、自分はもう五十か、六十かと考えて意識を縮こまらせたら、自分がどんどんしぼんでしまう。

仕事の愚痴はこぼしてよい。こぼして解消すれば尚よい。しかし、際限なく愚痴をこぼす人間は、仕事がまったくできないか、ほとんどしない者とみていい。その愚痴の多くは責任転嫁の言で終始している。

みんな(やらねばならないことを)持っている。今すぐにやらねばならないことか、やるべき時期がきたらやらねばならないことかの別はあっても、何をやるかは明確になっている。だから、焦らない。やらねばならない、とただ焦っている人は何をやるかが明確でない人である。

今日は何も得ることなく過ぎたと思っても、起きて動いていたのだったらそんなことはないからね。得るのではなく、不要なものを減らしていた日だと思えばいいの。それがあるから、新しく有用なものを得られるんだから、得ることのない日も大切なんだよ

希望を持ってもどうせ実現できないから初めから持たない、という考えは間違いだよ。確かに希望はその通りにいくもんじゃない。でも、持つとね、人は気をよくして実現できそうに思って励むんだ。すると、ほどほどのことは実現できる。だから、持つべきものは希望だよ。

自分は世の中のためになっていないんじゃないか、という考え方は駄目だよ。謙虚にだよ、自分がちゃんと生きるために世の中はあるんだ、と考えたほうが正しいの。今、役に立っていなくても、そのために世の中はきみに投資しているんだから。

やり直すということは、今までの歳月をすべて否定することではありません。五十歳になってやり直すのは、二十歳に戻ることではない。それまでの二十年、三十年が必ず力になって、五十から再出発するのです。

目的に向かって一筋に進むのはいい。しかし、馬車馬のように脇目も振らずはあまり感心しない。目的を遂げても視野が狭く偏狭な人間になりがちで、人間関係が難しくなる。一筋に目指しても左右の道草を見るぐらいの余裕がほしい。

頭の中を同じ考えが堂々巡りしているのは、完全に行き詰まった証拠。すぐに考えを変える。しかし、前の考えを捨ててはいけない。並走させて検討していくと、欠点が見えてきて、新しい考えより優れたものになることがある。

自分の心を、嬉しい時には褒めてやり、悲しいときには慰めてやり、辛いときにはかばってやる。すると、心なんて単純だから気をよくしてどんどん豊かになる。心を責めて複雑怪奇にしてはいけない。

一瞬の決断は成功の率が高い。一瞬のためらいで大魚を逸する人はそのためらいまでの道筋は確かで隙がないことが多い。その確かにことを運ぶ性格が一瞬の決断をするのをためらわさせる。9の準備がなったら残りの1でためらわず賭けに出ていく勇気がほしい。

幸せは一筋縄ではいかない存在だ。自分さえ幸せであれば、と願い、たとえ幸せを得てもそれは砂上の楼閣で、やがて崩れる。ほんとうの幸せは周りの幸せを願い、それを感じとれたときに得られる。幸せは支えあってこそ生まれると理解しよう。

僕の経験から言うとね、30歳までは仕事なんて何やってもいいと思う。むしろ回り道をしたほうが自分の適性が見えてくる。

子の手本になろうという心掛けが子育ての原点。

誰でも苦しくてもがいて、もうこれが限界だと思うことがある。でも、それからが始まりで、自分でも意識できなかった底力が出番を待っている。限界だとそこで一線を引いてしまったら底力は出ようにも出る幕がなくなる。限界だと思うもう一つ先で、それは今か今かと待っているものである。

草は枯れて地に伏し、自分が産み落とした実を凍えぬように抱く。人は生あるうちに我が子をひしと抱きしめ、愛情の貴さを伝えられる。草よりなんと楽で恵まれているだかろうか。

好きで何気なくやっていることが、その人の才能。

人にバカにされたことを流せないのは、その通りだと自分自身をバカにしている、もう一人の自分がいるためです。他人がなんと思おうが、これならいけるというものを見つけ、しっかり継続させていくことです。やればできるから自信がつき、もう一人の自分は消えます。

腹は立ててもろくなことがないから立てないように自戒する。それよりも立てられるほうが怖い。立てられないためにはもっと深い人間観察が必要である。それによってその人の逆鱗がどこにあるかがわかってくる。それに触れなければいい。逆鱗はその人の生涯の負い目であることが殆ど。

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