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【井上 ひさし】の名言集|名言まとめドットコム

物書きは、内証のことはとにかく、外面は「誠実」が第一、そして取りこぼしをせぬのが第二に大事。

被爆国がこれから増えないという約束はどこにもない

戦争の時だって、反対する人はいました。でも、そのときの空気がそれを認めなかった。私たちは空気で動き、空気が先導した結果だから、誰も責任を取らないんです

「言葉で生きることのしあわせ」を観客と共有したいのです

舞台には俳優がいます。たとえ翻訳できないことがあったとしても、俳優からたくさんの思いが伝わっていくと信じています

劇作家の仕事は、どのように時間を捕まえるかという時間論として展開しなければなりません

男を言い表すのに「可憐虫」という言葉があることからも明らかなように、男…あるいは亭主なるものは地べたを這いずり回る虫さながらに、可憐で哀れな存在ではないだろうか……。

目先のよく見えるお道化者は、決して頂上を極めてやろうなどという野望は抱かない。またどうしても己が野望を実現したいと思うときは、別のものになって再登場する。

問題なのは、接続詞を使うと、何も言っていないのに、すごくいいことを言っているような気になってしまうことです。

一番大事なことは、自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書くということ。

どんなお説教も現実では役に立ちませんが、でも一つのいい芝居で人間の精神の根幹を変えられるんです。

人々に何か届けたい、人々とともに生きたい、そういう方向性が無いと入場料を貰えない気がする。

本が父親となれば、たとえばシェイクスピアはホラ吹き親父、モリエールはおもしろ親父、ドストエフスキイはおしゃべり親父、そしてトルストイは説教親父である。

現代はあらゆる面で新しいバランスを模索している時代だと思います。早めに今までと違う次元、違う生き方を発見していかないと、この地球では少数の人々しか生きていけなくなってしまう

次の地球で生きていくためにはこうしたらいいよ、こう考えると楽だよ、という思いを常に作品の根底に込めておきたい

天皇を利用した人、それに無批判に乗った人、天皇が神の子孫だとかそういうことを真に受けた人、つまり庶民の責任は大きいと考えます。庶民が一人一人考える、自分なりに意見を持つ、それが代議制として政治に反映される、そうならないといけないでしょう。

物語の基本的要素は「謎」である。逆に言うなら、謎の提起とその解明、これこそが物語の正体なのだ。

言葉を選ぶときも、私は主に大和言葉を使っています

核兵器の存在自体が人間の精神にマイナスの強い影響を与えるものなのです。そのことを知って欲しいし、自分たちは今どういう環境を生きているのか、今後どんな地球を創りたいのか、ともに考えられればと思っています

日本人を動かしているのは、人じゃなくて空気なんです。一人一人が自立していないから、空気が変わるとみんな付和雷同して意見や態度をコロコロ変える。

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