西暦1800年代の偉人

【杉田 玄白】の名言集|名言まとめドットコム

良沢と相ともに携へ行きし和蘭図に照らし合せ見しに、一としてその図に聊か(いささか)違ふことなき品々なり

右の如く一身の働といたし申し候。形のこざ候ものに候えども、その妙用ござ候こと唐にていう神気などと申すべき物ゆえ、神経と義っかまっり候

人はいつ死ぬかわからない。私はもう若くないし、あちこち調子も悪い。のんびりやっていたら、草葉の陰(あの世)で翻訳の完成を見ることになる

(『形影夜話』の中で)東洋先生、観臓し給うといへども、内象の物に是はなに、彼の某と証とし徴すべき基なければ、唯茫洋として見分け給はず僅かに一刑屍を解て蔵志を著し給うは如何なる意にや、いぶしきことどもなり

これ誠に奇遇なりとて、互ひに手をうちて感ぜり

努力は人がするべきことだが、結果は天が決める。

あちらの国の人にいつわりだまされるようなことがあっても、これを問いただす手段もないことである

己上手と思わば、はや下手になるの兆(きざし)としるべし。

医の業は習熟に在らざればその妙処は得がたし。此の故に一人にても多く病者を取扱い、功を積みたる上ならでは、練熟することは成り難しと知れり

「なにとぞ御許可をいただきたい」と幕府へお願いしたところ、聞きとどけられ、「至極もっともな願いの筋である」ということで、すぐに許可をいただいたということである。これこそ、オランダ人が渡来するようになってから百年あまりして、横文字を学ぶことのはじめであるということである。

「さとうきびを噛むように」面白く、みんなで集まって翻訳に取り掛かることが待ち遠しくなった

老木とて油断めさるな返り花

通詞 (通訳官) たちも、ただオランダ語を片仮名で書き留めておく程度で、口で覚えて通弁の用を足すくらいで年月を経てしまった。そんなことで、誰一人として、横書きの文字を読み習いたいという人もいなかったということである。

確かに誤訳は多いだろう。だが、不正確な知識によって治療されている医学界の現状では、出版することで助かる命もあるはずだ

これまで通詞の家で、一切の御用向きを取り扱うのに、あちらの文字というものを知らないで、ただ暗記していることばだけで通弁して、入り組んだ多くの御用を、どうにかこうにか 弁じつとめてはいるものの、これではあまりにも不十分な状態である。どうかわれわれだけでも横文字を習い、あちらの国の書物を読んでもよい許可をいただいたらどうだろうか。

五色の糸の乱れしは皆美なるものなれども、赤とか黄なるとか一色に決余はみな切り棄つる心にて思ひ立ちしなり。

為すべきは人にあり。成るべきは天にあり

まとめ

今回は「杉田 玄白」の名言・名セリフ集をご紹介しました。

お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。

「杉田 玄白」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。

ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。

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