西暦2000年代の偉人

【カート ヴォネガット】の名言集|名言まとめドットコム

唯一わたしがやりたかったのは、人々に笑いという救いを与えることだユーモアは人の心を楽にする力があるアスピリンのようなものだ。百年後、人類がまだ笑っていた、わたしはきっとうれしいと思う。

(AHA会員への手紙で)私はヒューマニストであり、それはある意味で死後の賞罰を予想することなく上品にふるまおうとすることでもある

貧乏人の中で働いていれば、だれだってときにはカール・マルクスにかぶれずにはいられませんよ。それでなければ、いっそ聖書にかぶれるかだ。

ヒトラーとブッシュの唯一の違いは、ヒトラーが選挙で選ばれたという点だ

こんにちは、赤ちゃん。地球へようこそ。この星は夏は暑くて、冬は寒い。この星はまんまるくて、濡れていて、人でいっぱいだ。なあ、赤ちゃん、きみたちがこの星で暮らせるのは、長く見積もっても、せいぜい百年ぐらいさ。ただ、ぼくの知っている規則が一つだけあるんだ、いいかい、なんたって、親切でなきゃいけないよ。

いずれそのうちに、ほとんどすべての男女が、品物や食糧やサービスやもっと多くの機械の生産者としても、また、経済学や工学や医学の分野の実用的なアイデア源としても、価値を失うときがやってくる。だからもしわれわれが、人間を人間だから大切にするという理由と方法を見つけられなければ、そこで、これまでもたびたび提案されてきたように、彼らを抹殺したほうがいい、ということになるんです。

(2003年のインタビューで)わが国のためには、火星人やボディスナッチャーに侵略されて戦ったほうがましだったと思う。時々、本当にそうだったらよかったのにと思う。

人生について知るべきことは、すべてフョードル・ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の中にある。だけどもう、それだけじゃ足りないんだ。

しかし現実に起こったのは、極めて軽薄で低級な「キーストン・コップス」のようなクーデター劇だった。そしていま連邦政府を牛耳っているのは、歴史も地理もわからないお坊ちゃん学生と、それほど閉鎖的でもない『キリスト教徒』と呼ばれる白人至上主義者と、怖がりの精神病質者すなわちPP (psychopathic personalities) だ

善が、悪ほどたびたび勝利を上げることができないという理由は、どこにもない。勝利はすべて組織力の問題だ。もし、天使というようなものが存在するなら、せめてマフィア程度の組織力は持ってもらいたい。

こんな男には気をつけろ。何かを学ぼうとしてさんざん苦労し、学んだあとで、自分がすこしも利口になっていないと気づいた男。そういう男は、自分の愚かしさにたやすく気づいた人びとを殺したいほど憎んでいるものだ。

世界に重要な変化をもたらそうとするものは、ショウマンシップと、他人の血を流すことに対するにこやかな熱心さと、その流血のあとに通常やってくる短い悔悟と戦慄の時期に持ちこむべき、もっともらしい新宗教とを持たなければならない.これまでのどの地球の指導者の失敗も、その指導者が、これら三つの要素の少なくとも一つを欠いていたことが原因である。

(2003年のインタビュー冒頭で調子を尋ねられ)高齢であることに夢中で、アメリカ人であることに夢中だ。それはそれとして、OKだ

一番に七人の女を満足させてやる、とことん満足させてやる、と断言する男に出会った。七人とも持ち味が違えば、という条件つきだった「ひとりひとりほんとうに違えばの話だぜ」とその男は言った。 いやはや人間が営もうとしている生活ときたら。いやはや彼らが生活しようと試みているこの世界ときたら!

思慮深い人間が、過去百万年の経験をつんだ、地球上の人類に希望できることは何か?ゼロ。

(『国のない男』で)ジョージ・W・ブッシュは、彼の周囲に歴史も地理も全く知らないお坊ちゃん学生を集めた

死んだあと、もしまた別の人生が可能であるとするならば、わたしは他人からほんとうの意味でこう言われるような人間として生まれ変わりたい「父よ、彼をお許しください。彼は自分がなにをしているのかわからないのです」

(ブッシュとジョン・ケリーについて)どちらが勝ってもスカル・アンド・ボーンズの大統領になることに変わりはない。我々が土壌や水や大気を汚染してきたせいで、あらゆる脊椎動物が頭蓋骨(スカル)と骨(ボーンズ)だけになろうって時にだ

それが神様なんだ、人間じゃない。われわれがやっと川をきれいにしたころには、神様はたぶんこの島宇宙ぜんたいをセルロイドのカラーみたいに燃えあがらせるさ。そもそもベツレヘムの星はそれだったんだからね。
どこかの島宇宙ぜんたいが、セルロイドのカラーみたいに燃えあがったのさ。

(宗教の教義について)あまりにも独断的で明白に発明されたたわごと

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