西暦1900年代の偉人

【ガストン・バシュラール】の名言集|名言まとめドットコム

宇宙的な夢想は、孤独状態の現象であり、夢想家のたましいのなかにその根を下ろしている現象である。

夢想は経験より強し。

生家は住まいの統合体以上のもの、夢の統合体である。生家の片隅の一つ一つが夢想の棲家であった。

潜在意識は、絶え間なく囁いている。この囁きに耳を傾けることによって、人は真実を聞く

わたくしはたいへん単純なイメージ、幸福な空間のイメージを検討するつもりである。この方向のわたくしの調査はトポフィリ(場所への愛)の名がふさわしい。この調査の意図は、所有している空間、敵の力にたいしてまもられた空間、愛する空間の人間的価値を決定することである。

わたくしは、家が、人間の思想や思い出や夢にとって、もっとも大きな統合力の一つであることをしめさなければならない。この統合における統合原理は夢想である。

自分に固有の時間を、他人の時間に帰属させないことに慣れること。自分に固有の時間を、事物の時間に帰属させないことに慣れること。

持続するためには、そのリズム、体系化された瞬間と言ってもいいが、それに信頼を置かなければならない

事実の平面ではなくて、夢想の平面においてはじめて幼年時代はわれわれのなかでいき、詩的に有益となる。

幸福でありたければ、他者の幸福に配慮せねばならない。

夢想には人間の深部を指示する価値がある。夢想には自己にたいする価値附与作用という特権さえもある。夢想は自分の存在を直接にたのしむのである。

科学は直接的認識がもたらす幻想に抗して形成される

家は、人間に安定性を証明したり、あるいは安定性の幻影をあたえたりする諸イメージの統合体である。

孤独を所有した子供、ほんとうに孤独を所有した子供は倖せだ。子供が退屈な時間をもち、度はずれた遊びと理由のない退屈、すなわち純粋な退屈の弁証法を経験することはよいことだし、また健康でもある。

片隅はまず、われわれの存在の第一の価値、すなわち不動をたしかなものとしてくれる避難所である。

夜の休息は私達のためにあるのではない。それは私達が所有するものではない。睡眠は私達の中に幻影の宿を開く。朝になるとその影を取り払わなければならない

テーブルの上のろうそくの炎は、ぼんやりと夢見るような垂直な動きである。その炎はしっかりと垂直に昇るが、同時に儚い。ひと息で炎は揺れ動く、だが再び元に戻る。上に昇ろうとする力で、その威厳を取り戻すのだ

人は、非現実性を奪われると、現実を奪われた人と同じように神経質になる

われわれは観念世界に帰属しているよりはるかに強くイメージ世界に帰属している

まとめ

今回は「ガストン・バシュラール」の名言・名セリフ集をご紹介しました。

お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。

「ガストン・バシュラール」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。

ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。

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