まだ感じやすきうちに心を訓練するは容易なり。
人生はつねに幸福でない、善き人生のみが幸福なのだ。
男は自己の感じているほどの年であり、女は見かけほどの年なり。
人は教えることによって、もっともよく学ぶ。
君が長生きするかどうかは、運命にかかっている。だが、充実して生きるかどうかは、君の魂にかかっている。
運は我々から富を奪うことはできても、勇気を奪うことはできない。
恩恵を施した者は黙っているのがよい。恩恵を受けた者は語るのがよい。
いかに長く生きたかではなく、いかに良く生きたかが問題である。
毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
未来を気づかう心は悲惨なり。
富を最も必要とせぬ者が、それを最も享受す。
いかなる事も、友に相談すべし。とりわけ、自分自身に関する事は。自己愛は判断を狂わすゆえ、友の助言は有益である。
貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。
もし君が自分のために生きようと望むならば、他人のために生きねばなりません。
過ちをおかすことが悪いのではない。
悪いのはその過ちのために、ひまわりのごとく、どんな暗い所にいても絶えず太陽の方へ伸びてゆく、柔軟にして強靭な心を失うことだ。
粗暴は弱さの一つのしるしである。
汝を称讃する人々の価値に重さをおくべきなり。悪から称讃されざることこそまことの価値なり。
運命は、志あるものを導き、志なきものをひきずってゆく。
ぐずぐずしている間に、人生は一気に過ぎ去っていく。
富に耐えることができないというのは弱い精神の兆候である。