引用元:映画.com
今回は有名な「ポン ジュノ」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている有名人「ポン ジュノ」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
ポン ジュノとは
1969年9月14日生まれ、慶尚北道大邱市(現・大邱広域市)出身。韓国の映画監督、脚本家。
2019年には、現代の本国を舞台に、貧困層と富裕層の格差問題をエンターテイメントチックに描いた『パラサイト 半地下の家族』を発表。第72回カンヌ国際映画祭のコンペテション部門に選出され、審査員長であるアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督率いる審査員の満場一致で最高賞であるパルム・ドールを受賞。韓国映画100年という節目の年においての、初の最高賞受賞となった。
また、フランスでは公開から観客動員数170万人を突破し、イギリスでは外国語映画としての興業収入で歴代一位を記録。本国でも観客動員数1000万人を突破し、日本では韓国映画としての興業収入記録が『私の頭の中の消しゴム』を抜いて一位となった。
ヨーロッパやアジアでの成功だけには留まらず、アメリカでも公開後から高い評価を獲得し、その年の年間興業収入で外国語映画として一位を記録。賞レースでも注目の的となり、第77回ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞、並びに監督賞と脚本賞のノミネートを皮切りに賞レースを牽引し、アメリカ国内の映画賞において作品賞、または外国語映画賞を総なめにした。
ポン ジュノの名言集
本当に確信がなかったんです。でも、嬉しい驚きでした。
“格差”についてはいろいろ考えていた頃だと思います。
映画史においても、これまで貧富の格差は頻繁に取り上げられてきたテーマです。
アイディアという以前に、私たちの周りを見渡しても、お金持ちと、お金がない人ではすぐに見分けがつきますよね。
現代に生きる私たちが、“貧富の格差”について考えるのはとても自然なことなのではないかと思います。
資本主義における二極化の不平等は、日常的に感じることです。
貧富の格差は100年以上前から描かれている普遍的なテーマです。では何が違うかといえば、“恐怖心”なのです。
未来もこのまま良くならないかもしれない。
私はポリティカルな映画を撮るつもりはありません。
私自身は、ジャンル映画の監督だと思っています。
社会問題を描くことで、ひねりのある作品を作りたいと思っています。
『アス』は観ましたよ。『パラサイト』以上に強烈な作品だと思いました。
地下にクローンが閉じ込められているという設定は、とてもラディカルなものですが、それも視覚的にセンス良く見せてくれました。
韓国では半地下というのは、ありふれた住居スタイルですが、この映画においては、リアルで象徴的なものになっています。
半地下とは、別の言葉で言い換えると、半地上でもある。
半地下というのは、あいまいな境界線にいるようなものです。
彼は、半地下ではなく、“完地下”にいます。
映画の冒頭は、キム家の半地下の住宅の窓から外を見るところからスタートしており、両者の家も対比になっています。その窓の比率は2.35:1で、映画的です。
窓は窓でも、両者の窓の概念は違います。
受賞の可能性は高くないと思います。大学時代、映画を学んでいた時から尊敬してきた、素晴らしい監督たちが名を連ねているところに足を踏み入れただけでもありがたいことです