西暦2000年代の偉人

【立松和平】の名言集|名言まとめドットコム

そのことは八重山だけじゃないですが、どうして内地に合わせた、新潟平野でやるような土地改良をやるのかなと正直思いました。もっと大切なささやかな自然があると思うんです。

僕たち人間が無意識にやってきたことが、結果として地球に大きな害を及ぼしていることはたくさんあります。これをささやかでも抑制するためには、身を慎んで静かに生きることがひとつの策ではないかと僕は思うんです。

この世はどこでも道場なのだが、修行の期間がすめば道場を去らねばならない。

昔の仲間が集まると青春の気分が忘れられず、自分が中年になっているのも忘れ、血気さかんになってしまう。

いい世の中だったら最小限の被害にとどめられても、悪い世の中だったら、天明の飢饉のように被害が限りなく増幅していってしまう人災ともなっていくのです。

雲を友として遥かな道を

もっと定住への意志を厳しく審査するべきだと思うけれどもね。そうしないと、みんなが苦しみますよ。

どこへ行っても同じものになって、全国均質化されていく。よくここまで同じ町をつくったなと思うぐらい質が同じになりましたね。

宿題で書いた小説を先生が褒めてくださって、「これはいけるぞ」と調子に乗ったんです(笑)。

役所を辞め、腹をくくって書いた小説が賞を取った。やっぱり人生は、覚悟を決めないとダメなんだね。

自然とは何一つ無駄がないと思っているんです。人間がその意味を知らないだけで、自然のメカニズムそれはささやかなものなんです。

お茶を濁すような生き方、いい加減な生き方をしてると、年を取ってから全部報いてくる

山の仕事とか農業というのは非常に高度な技術のいる仕事だから、急にできるものではない。

自分の魂にうそをついたら、いい人生は送れない。

植林は今の時代を生きる人間の未来に向けての布施であり、木を一本植林することは、2本植えることなんですよ。実際に地球に1本ともう1本はその人の心に植えているんですよ。

日本人は古くから自然に対する深い畏敬の念を持っていました。従って日本本来の山登りは西洋的なアルピニズムとは根本的に違います。

自分たちの良さを噛みしめるということは大切なことだと思いますね。

僕はもともとバック・パッカーでしてね、どこにでもリュックかついで旅していたんです。今でもそれが続いているんですが

自然って偉大ですね。感動です

与那国で「沖縄には与那国と粟国と2つの国がある」と冗談話を聞いたんですが、国が成立する条件は何かと考えると、島建ての神話があること、固有の言語あること、固有の文化があること、その三拍子がそろっているのが八重山だと思うんです。

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