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【小柴 昌俊】の名言集|名言まとめドットコム

逃げ出すのは僕の趣味に合わない

やりたいことが上手くいかなかったら、できることから突破口を探すこと。

カミオカンデの運転を再開した翌月、誰も予期していなかった大マゼラン星雲の超新星爆発のニュースが飛び込んできました。その観測がノーベル賞につながったわけです。「小柴は幸運だ」。よくそう言われます。確かにその通りなんですね。でも、たまに腹が立って、こう言い返すことがあります。「大爆発のニュートリノは、世界の60億人に同じように降り注いだんだ。問題は、それが見えるように準備していたかどうかじゃないか」と。

観測装置「カミオカンデ」を設置しようとしたとき、米国から驚愕のニュースが飛び込んできました。同じ方法の実験が準備されているという。しかも光電子増倍管は、カミオカンデを上回る5000個設置する予算を獲得している。「これでは負けるに決まっている。後追いの実験に国民の血税を使えない」。そう悩みました。物量では上回れない。そこでひらめいたのは、検出器の感度を強烈に高めることでした。5インチの光電子増倍管を一気に20インチにすると。

今はできないけど、いつかは実らせたいと思う「卵」をいつも3つか4つ抱いて、夢をもって生きるといい。

記憶力のいい時期に詰め込んでやる。

逃げ出すのは僕の趣味に合わない。

教師が楽しんで教えれば、その気持ちは生徒に伝わる。

アメリカでは偉い先生が間違ったことを言っても、それはおかしいと言える環境がある。しかし日本では偉い先生が間違ったこと言ったら、学生は萎縮してしまって何も言えない。偉い先生が言うから、それに従うなんてのは僕はおかしいと思う。自分がこうあるべきだと思うことをやらなきゃ。

躾の問題ですが、2,3才の頃 物心つく頃に、これはやってはいけないことなんだと言う事を身体に覚えさせた方が良いんだろうという気がしますけどね。私の考え方が古臭いのかもしれないけれど

たまたま大学受験のとき、「小柴は物理ができない」というウワサを耳にして、一念発起(笑)。猛勉強の末、東大の物理学科へ進学しました

基礎科学による成果は、人類共通の貴重な知的財産です

賞に自分の名前がつくのも嫌だった。それなのに、財団の理事会は私の名前を入れるのがいいという

指導者なんて、育てようと思って育つものじゃない

日本の教育費は世界一高い。だから地方に暮らす人は東京の大学に子供をやるより安いからと、アメリカの大学に行かせたりする。これは文明国として恥ずかしい

ドイツの良いところは、日本と違って高速道路の通行料もタダだが、何より高等教育がタダなこと。制度が変わって授業料を徴収するところも出てきたようだが、長い間大学も大学院もタダだった。それこそ文明国のあるべき姿です

何よりも家庭での教育がおかしくなっていることを痛切に感じます。子が親を殺したり、兄弟を殺したり、以前は考えられなかったようなことが起きている。責任を感じるべきなのは、親になっている世代です

大事なのは、「自分はこれをやりたい」というものを見つけること。それが人生で一番大切なことです

人には向き不向きがある

大学院で天文学や数学、物理を研究している学生の多くが奨学金をもらっている。大学院で学ぶくらいだから、彼らは理科に大いに興味がある。こうした大学院生に、出身校に一年間戻って、先生として後輩を指導すれば奨学金の返済を減免するという制度にすれば、金をかけずに優秀な先生を教育現場に送ることができるでしょう

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