西暦2000年代の偉人

【羽生 善治】の名言集|名言まとめドットコム

長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない。

決まり切った局面で長考して時間を使って疲れるより勝負どころの場面で深い集中力を発揮できることが大切。

相手のことを知るよりも、自分自身が強くなればそれで済む世界だし、それを目指した方が本筋というか、王道という気がする。

興味が続くかぎり集中力は続くものです。

リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている。

直感には邪念の入りようがない。長く考えると言うのは道に迷っている状態なんですね。「勝ちたい」とか余計な思考も入ってくる。だから、いくら考えても分からない時は最初に戻って直感にゆだねることがよくあります。

一人で考えるか、それとも何人かの人が集まって知恵を出し合うか、どちらがより有効かは、非常に面白いテーマだ。私は、基本的には一人で考えなくてはいけないと思っている。

勝負では知っていることに自分の思考とかアイデアをプラスしないと意味がないのですが知っているというその一点だけで有利になるということもよくあるんです。

勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。

ミスはミスを呼び悪手は悪手を呼ぶ。プロがミスをしないのはミスしにくい局面を選択しているからなんです。本当に見たこともない新手はひらめきみたいものからしか生まれない。でもそれは先入観をすべて捨てて考えないとなかなかできない。

「まだその時期じゃない」「環境が整っていない」とリスクばかり強調する人がいるが環境が整っていないことは、逆説的に言えば、非常にいい環境だと言える。リスクの大きさはその価値を表しているのだと思えば、それだけやりがいが大きい。

守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない。

イメージが浮かぶのは序盤と終盤である。浮かんでしまえば、あとは中盤でその間のつじつまを合わせればいい。

夢は目指した時から目標に変わる。

遠回りしながらも、もがいて身につけたものの方が、簡単に得たものよりも後々まで役立ちます。

ひらめきやセンスも大切ですが苦しまないで努力を続けられるということが何より大事な才能だと思います。

山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、重要なことだと思います。

平均点を目指すと限界も決まってしまう。

自分自身を裏切らない努力の姿勢が未来の結果として現れてくる。

基本的に人間というのは怠け者です。何も意識しないでいるとつい楽な方向や平均点をとる方向にいってしまいます。だから相当意志を強く持って志を高く揚げ核となっている大きな支えを持たないと一生懸命にやっているつもりでも無意識のうちに楽な方へ楽な方へと流されていく。自分自身の目標に向かってちょっと無理するくらいの気持ちで踏みとどまらないといけません。

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