西暦1800年代の偉人

【夏目漱石】の名言集|名言まとめドットコム

引用元:夏目漱石の解説 エリートの地位を捨て小説家になった理由と性格・名言・作品 

今回は有名な「夏目漱石」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「夏目漱石」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?

夏目漱石とは

夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日〈慶応3年1月5日〉 - 1916年〈大正5年〉12月9日)は、日本の小説家、評論家、英文学者、俳人。本名は夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。俳号は愚陀仏。明治末期から大正初期にかけて活躍した近代日本文学の頂点に立つ作家の一人である。晩年は胃潰瘍に悩まされ、『明暗』が絶筆となった。1916年12月9日(49歳没)

代表作は『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『三四郎』『それから』『こゝろ』『明暗』など。明治の文豪として日本の千円紙幣の肖像にもなり、講演録「私の個人主義」も知られている。
講師の傍ら『吾輩は猫である』を雑誌『ホトトギス』に発表。これが評判になり『坊っちゃん』『倫敦塔』などを書く。その後朝日新聞社に入社し、『虞美人草』『三四郎』『それから』などを掲載。

参考:Wikipedia

夏目漱石の名言集

成長したい時に見る名言17選

のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、また鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。

その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。雲雀はきっと雲の中で死ぬに相違ない。

登り詰めた揚句は、流れて雲に入って、漂うているうちに形は消えてなくなって、ただ声だけが空の裡に残るのかもしれない。

君は山を呼び寄せる男だ。呼び寄せて来ないと怒る男だ。地団駄を踏んでくやしがる男だ。

そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ。なぜ山の方へ歩いて行かない。

私は冷かな頭で新しい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています。

あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です。

女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、

男よりも強いように思われます。

自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。

恐れてはいけません。暗いものをじっと見つめて、その中から、あなたの参考になるものをおつかみなさい。

金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ。義理をかく、人情をかく、恥をかく、これで三角になるそうだ。

あらゆる芸術の士は、人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い。

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

何か素晴らしいことを達成するための努力というものは、決して無駄にはならないということを覚えていなさい

時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、

それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは、どこにも属さない「迷子」だけだ。

鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。

それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。だから油断できないんです。

吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている。

自分は何処へ行くんだか判らない船でも、やっぱり乗っている方がよかった。

始めて悟りながら、しかもその悟りを利用する事が出来ずに、無限の後悔と恐怖とを抱いて黒い波へ静かに落ちて行く。

私は常からこう考えています。

第一にあなた方は自分の個性が発展できるような場所に尻を落ち着けるべく、

自分のぴたりと合った仕事を発見するまで邁進しなければ一生の不幸であると。

山が来てくれない以上は、自分が行くより外に仕方があるまい。

勇気が欲しい時に見る名言10選

君、弱い事を言ってはいけない。僕も弱い男だが、弱いなりに死ぬまでやるのである。

真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ。

愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。

うそは河豚汁である。その場限りでたたりがなければこれほどうまいものはない。しかしあたったが最後苦しい血も吐かねばならぬ。

もし人格のないものが無闇に個性を発展させようとすると、他を妨害する。権力を用いようとすると、濫用に流れる。

金力を使おうとすれば、社会の腐敗をもたらす。随分危険な現象を呈するに至るのです。

月が綺麗ですね

その一人の人は、人間全体を代表していると同時に、その人一人を代表している。

乗り切るも、倒れるのも、ことごとく自力のもたらす結果である。

俺の進むべき道があった!ようやく掘り当てた!

こういう感投詞を心の底から叫び出される時、あなたがたは、はじめて心を安んずることができるでしょう。

職業というものは要するに、人のためにするものだということに、どうしても根本義を置かなければなりません。

人のためにする結果が己のためになるのだから、元はどうしても他人本位である。

すでに他人本位であるからには種類の選択分量の多少すべて他を目安にして働かなければならない。

 

落ち込んだ時に見る名言10選

考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。

たまに正直な純粋な人を見ると、坊ちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する。

馬は走る。花は咲く。人は書く。自分自身になりたいが為に。

人間の目的は生まれた本人が、本人自身のためにつくったものでなければならない。

わざわざ人の嫌がるようなことを云ったり、したりするんです。そうでもしなければ僕の存在を人に認めさせる事が出来ないんです。

僕は無能です。仕方がないからせめて人に嫌われてでもみようと思うのです。

真面目に考えよ。誠実に語れ。摯実に行え。汝の現今に播く種はやがて汝の収むべき未来となって現わるべし。

前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に望を属するなかれ、満身の力をこめて現在に働け。

足がとまれば、厭(いや)になるまでそこに居る。居られるのは、幸福な人である。

僕は十年計画で敵をたおすつもりだったが、近年これほど短気なことはないと思って百年計画にあらためました。

百年計画なら大丈夫。誰が出て来ても負けません。

人間は自分の力も自分で試してみないうちは分かりません。

握力などは一分で試すことができるが、自分の忍耐力や文学上の力や強情の度合などは、

やれるだけやってみないと自分で自分に見当のつかないものなのです。

義務心を持っていない自由は本当の自由ではない。

自信がなくなった時に見る名言11選

ある人は十銭をもって一円の十分の一と解釈する。ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈する。同じ言葉が人によって高くも低くもなる。

金は大事だ、大事なものが殖えれば寝る間も心配だろう。

のんきと見える人々も、心の底をたたいてみると、どこか悲しい音がする

ナポレオンでもアレキサンダーでも、勝って満足したものは一人もいない。

四角の世界から常識と名のつく一角を摩滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでも良かろう。

表面を作る者を世人は偽善者という。偽善者でも何でもよい。表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。

我々は他が自己の幸福のために、己の個性を勝手に発展するのを、相当の理由なくして妨害してはならないのであります。

人間はただ眼前の習慣に迷わされて、根本の原理を忘れるものだから気をつけないと駄目だ。

自己を表現する苦しみは、自己を鞭撻する苦しみだ。

涙がこぼれる程だと例えに言うが、涙が出る位なら安心なものだ。涙が出るうちは笑うこともできるに決まっている。

凡ての安楽は困苦を通過せざるべからず。

人間関係がうまくいかない時に見る名言15選

離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、いっしょにいさえすれば、たとい敵同士でもどうにかこうにかなるものだ。

つまりそれが人間なんだろう。

自由な書を読み、自由な事を言ひ、自由な事を書かんことを希望いたし喉。

自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。

全ての夫婦は新しくなければならぬ。新しい夫婦は美しくなければならぬ。新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ。

色を見るものは形を見ず、形を見るものは質を見ず。

細君の愛を他へ移さないようにするのは、夫の義務である。

自己を捨てて神に走るものは神の奴隷である。

運命は神の考えることだ。人間は人間らしく働けばそれで結構だ。

教えを受ける人だけが自分を開放する義務を有(も)っていると思うのは間違っています。教える人も己れを貴方の前に打ち明けるのです。

人間の定義を言うと、ほかに何にもない。ただ入らざることを捏造して自ら苦しんでいる者だと言えば、それで充分だ。

すべての傷口を癒合するものは時日(じじつ)である

人間は好き嫌いで働くものだ。論法で働くものじゃない

人間の不安は科学の発展から来る。進んで止まることを知らない科学は、かつて我々に止まることを許してくれた事がない。

僕は死ぬ迄進歩するつもりで居る

万里の道を見ず、ただ万里の天を見る。

仕事がうまくいかない時に見る名言13選

自分の好きなものは必ずえらい人物になって、きらいなひとはきっと落ちぶれるものと信じている。

私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。彼等何者ぞやと気概が出ました

人間は角があると世の中を転がって行くのが骨が折れて損だよ。

人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ。

他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい時期が来るものである。

前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に未来を属するなかれ、満身の力を込めて現在に働け。

世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。一遍起った事は何時までも続くのさ。

ただ色々な形に変わるから、他にも自分にも解らなくなるだけの事さ。

自分のしている事が、自分の目的(エンド)になっていない程苦しい事はない。

世の中にはただ面倒臭い位な単純な理由でやめることのできないものがいくらでもあるさ。

子供さえあれば、大抵貧乏な家でも陽気になるものだ。

精神的に向上心がない者は馬鹿だ

偶然とは、複雑の極致なり。

お互いに忙しい切りつめた世の中に生きているのだから、お互いに譲り合わなくてはいけない。

まとめ

今回は「夏目漱石」の名言・名セリフ集をご紹介しました。

お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。

「夏目漱石」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。

ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。

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