西暦2000年代の偉人

【樹木 希林】の名言集|名言まとめドットコム

私の話で救われる人がいるって?それは依存症というものよ、あなた。自分で考えてよ。

成年の失敗よりも老人の跋扈が一番世の中を悪くすると思う。私がある80のおばあさんにいったら「ばっこってなーに?」「のさばること!」。

生命は永遠のものだと思っています。現在、このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、生命というものはずっと続き、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない。

歳取るっていうのも、なかなかいいなと思ったの。(何事も)諦めていくっていうか。

(全身ガンに侵された後)この肉体も借り物だから。

(仕事や人生を楽しむ秘訣について)他人と比較しない。世間と比較しないこと。比較すると這い上がれないので。挫折するので。

おごらず、人と比べて、面白がって平気に生きればいい。

私、とにかく今、一人でやっているでしょ。ここに来るのも一人、何をするのも一人。誰かに頼むとその人の人生に責任を持てないから。

病気のおかげで、いろいろな気づきもありましたね。だって、気づきをしないと、もったいないじゃない?せっかく大変な思いをするのに、それを『こんなふうになってしまって』と愚痴にしていたら、自分にとって損ですから。

(内田裕也さんと)四六時中一緒にいるわけではないけれど、本質は変わらないわね。いつも頭のなかに彼のことがありますから。

「あの結婚はすぐにだめになる」って言われていて。そうすると私はあまのじゃくだから、「そうですかね」と。今となると、内田さんの方が気の毒だと思う。変なのにひっかかっちゃったな、って。私が親だったらそう思う。

いちいち気にしてたらキリがない。

(夫婦について)きっと感謝する時が来ますよ、両方で。

人間としてどう終了するか。

今の時代は型がなくても生きていける状態になった。でも死ぬ時に気づいて振り返ったときに、「あらーっ」て思うんじゃないかな、とも思うの。でも私はそういうふうにしては死ねないな、というのがある。

楽しむのではなくて、面白がることよ。

どれだけ人間が生まれて、合わない環境であっても、そこで出会うものがすべて必然なんだと思って、受け取り方を変えていく。そうすると成熟していくような気がするのよね。それで死に向かっていくのだろうと思う。でも人間ってだらしないから、あんまりいい奥さん、あんまりいい旦那さん、いい子供で楽だと、成熟する暇がないっていうか。

本当は本来、女のもっているタチ(性質)、男がもっているタチがあると思うのね。女が美しくなる適性、男が見事になる適ってあると思うの。そこをとっぱらっちゃって、どうでも生きられる時代なのかな。

『おっ、今度はここが動かなくなってきたな』『あぁ、なるほど、耳が遠くなってきたな』とかね。そういうものを俯瞰で見てるって感じなんですよ(老いについて)。

「自分がいつまでも」っていうことが美しいと思っているなら、この世の中に排除されたらつらいでしょうけど。それが普通だと思っていたら、排除されるっていうことはひとつもいやじゃないわよ。

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