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【名言解説】仙道彰「まだあわてるような時間じゃない」|名言が生まれた背景とは?

『週刊少年ジャンプ』で、1990年から6年間で全276話が連載されたスポーツ漫画「スラムダンク」からは、さまざまな名言が生まれています。今回は、コミックス第19巻やテレビアニメ第76話「勝利の予感」での一言を取り上げます。

「まだあわてるような時間じゃない」のシーン解説

引用元:http://slamdunk.get0ver.net/sendou/245

試合時間残り10分で逆転する湘北

この名言は、勝ったほうがインターハイ出場となる湘北高校と陵南高校の試合の中で生まれます。陵南のキャプテンでセンターの魚住純は、湘北の桜木の執念から4つめのファウルを取られ、5ファウルでの退場を恐れてベンチに下がります。

そして後半残り10分、湘北高校の三井寿の3ポイントシュートで陵南は逆転されてしまい、試合会場はチームも応援団も湘北高校が優勝できる雰囲気となっていきます。

流れを変える一言を発する仙道

畳み掛けるように、宮城リョータと赤木剛憲が速攻からのアリウープを決めるなど、まったくの湘北ペースの展開に。残り時間も少なくなってきています。

機敏な点のとり方ができるようになり、あきらかに前回の練習試合より格段に強くなっている湘北を前にして、陵南高校の選手たちは慌て始めます。

その時です。手を鳴らしてメンバーの注意を引いたエースの仙道彰は、「一本だ、落ち着いて一本行こう!」と声を張り、「まだあわてるような時間じゃない」と諭します。

冷静で説得力のある仙道の言葉に陵南のメンバーは落ち着きを取り戻し、ベンチに下がって落胆していた魚住も、「まず一本だ」と声をかけるのでした。

「まだあわてるような時間じゃない」が生まれた背景

桜木の負けん気

湘北対陵南の試合は、これがはじめてではありません。コミックの第3巻から第6巻では、両校の練習試合が描かれています。この練習試合は、主人公の桜木が監督に無理を言ってベンチ入りをし、仲間の負傷からはじめて出場した試合でした。

試合は、後半残り数秒というところで桜木が逆転のシュートをするのですが、そのリバウンドを陵南の仙道に一気にゴールまで持っていかれてしまい、再逆転で湘北が負けています。

さてその桜木は、中学時代「桜木軍団」という不良グループを率い暴れまわっていまし た。湘北高校に入り、一目惚れした赤木晴子に誘われてバスケットボールを始めます。

破天荒で生意気、負けず嫌い、その上自信家という性格を持つ桜木は、この練習試合での逆転負けを記憶にとどめたまま、今回の陵南高校戦に臨んだに違いありません。

仙道の冷静さ

前述の練習試合で、桜木の逆転ゴールを帳消しにするゲーム終了間際の再逆転シュートを打ったのは、今回のせりふを言い放つ仙道彰でした。

仙道はリーダーシップがあり仲間思いの性格であると同時に、周囲に流されない冷静な性格を持ち合わせています。練習試合でも、最後に残された数秒を「もう時間がない」と考えずに「まだ数秒ある」ととっさに考えられる冷静さが勝利を導いたのです。

そして、今回のインターハイ決勝でも、魚住がベンチに下がって以来湘北に押されっぱなしのチームの中で唯一冷静に戦況を判断し、チームメイトに声をかけられることができたのは、仙道だけだったのです。

『スラムダンク』について

スラムダンクは、1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された神奈川県の架空の高校生バスケットボールを題材とした少年漫画です。

作者の井上雄彦さんには、『SLAM DUNK』以外にも、『バガボンド』、『リアル』などの代表作があり、スポーツや決闘などを通じた青年の成長を描いています。

単行本

単行本の第21巻から23巻の初版発行部数250万部で、これは当時最高の発行部数でした。また、国内におけるシリーズ累計発行部数も1億2,000万部を超えています。

そして、第40回平成6年度(1994年)小学館漫画賞少年部門を受賞し、2006年文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門第1位を獲得するなど、日本のバスケ漫画の金字塔と言っても過言ではありません。

テレビアニメ

テレビアニメは、1993年10月16日から1996年3月23日にテレビ朝日系列にて、全101話+SP版2話が放映されました。

劇場アニメ

4本上映されており、 2021年1月7日に、原作者の井上雄彦氏と東映アニメーションより、新作アニメーション映画の制作が発表されています。

タイトル 公開日 内容等
スラムダンク 1994年3月 湘北対陵南の練習試合直後の湘北対武園の練習試合が描かれた作品。
スラムダンク 全国制覇だ! 桜木花道 1994年7月 原作第79話でダイジェストが描かれた、インターハイ予選4回戦湘北対津久武の試合がアレンジされた作品。
スラムダンク 湘北最大の危機! 燃えろ桜木花道 1995年3月 湘北対海南のインターハイ予選終了直後の湘北対緑風の練習試合が舞台です。
スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏 1995年7月 花道とは「終生のライバル」となる流川と彼の中学時代の後輩である水沢イチローを中心にした人間ドラマ。


まとめ

今回は漫画「スラムダンク」から「まだあわてるような時間じゃない」という名言を取り上げました。仙道彰は、その冷静沈着でチームメイトを大切にする性格から、作品の中でも特に人気のキャラクターです。

周りの空気にのまれることなく、冷静にチームメイトを鼓舞する姿は、頼もしいですね。

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