ひたすら道を行い、道を楽しみ、もし困難に遭い、それを乗り切ろうと思うならば、ますますその道を実践し楽しむという心を持つがいい。
天下国家を憂える真心が厚くないのに、ただ時の弾みに乗って成功した事業は、決して長続きはしないものだ。
正しい道を踏み、国とともに倒れてもよいというほどの精神がなければ、外国との交際を成し遂げることはできない。
急速は事を破り、寧耐は事を成す。
外国の強大なことに恐れをなし縮こまり、その国のいいなりになるのなら、親しい交わりがかえって破れ、しまいにはその国に制圧されるに至るであろう。
人材を採用するとき、君子と小人との区別を厳格にし過ぎると、かえって害を引き起こすものである。
人が踏み行うべき道は、この天地のおのずからなる道理である。
小人は己を利せんと欲し、君子は民を利せんと欲す。己を利する者は私、民を利する者は公なり。公なる者は栄え、私なる者は亡ぶ。
学問の道は敬天愛人を目的とし、自分の修養には、つねに己れに克つことを心がけねばならない。
自分の身を慎み、心を正して、君子の体を備えていても、事にあたって、正しく対処できない人は、木の人形と同じだ。
まとめ
今回は「西郷隆盛」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「西郷隆盛」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。